弊社の「屋根葺き替え工事」をご紹介します。
屋根葺き替え工事
弊社では屋根を新しくする屋根葺き替え工事も承ります。
屋根の手入れを怠ると雨漏りを起こすだけでなく、屋根の野地板(瓦を止める土台の材木)を腐らせ、屋根の倒壊に原因にもなります。
屋根塗替え工事、瓦漆喰工事など20万円前後の費用で済んだ屋根改修も、屋根葺き替えとなると平均150万円~300万円の費用が必要となります。
屋根の葺き替えが必要なケースを下記にご紹介します。
- 瓦の腐食が酷く塗装出来ない状態の場合 (写真①)
- 前回の塗装業者が手抜き工事して、新たな塗料が旧塗膜を侵してしまう場合(写真②)
- 構造計算上、カバー工法による重みに耐えられない場合
- 屋根の野地板(下地木材)が腐り、カバー工法による釘打が効かない状態の場合 (写真③)
- 雨漏りの原因要素が瓦自体に問題がある場合 (写真④)
- 耐震対策の為に屋根を軽くしたい場合
【作業工程:5~10日】
【① 瓦の腐食】
【② 前回の塗装業者の手抜き工事】
【③ 野地板の腐食】
【④ 瓦自体に問題がある】
屋根葺き替え施工前に...
屋根葺き替え工事に取り掛かる前に、建築確認申請が必要な場合(地域により異なる場合)があります。
また、同じ屋根材(積載重量)の葺き替えなら問題ありませんが、違う屋根にする場合や安全確認の為に、構造設計専門家による設計荷重に対する構造計算もお願いしなければなりません(お客様ご自身で専門家にお願いして頂いても結構です)。
このように、屋根葺き替え工事は書類作成などの事務費用が別途必要になります。
屋根葺き替え費用
葺き替え費用は「既存屋根の解体」+「既存屋根の廃棄処分費」+「屋根葺き替え工事」+「書類作成等の諸経費」+「利益」で算出します。
そのため、廃棄する屋根材の種類、廃棄処分費等も建物ごと違います。また、葺き替る屋根の構造、瓦の種類(瓦・鋼板等)にもより見積金額が違ってくるので、施工例と施工価格でご紹介致します。弊社での屋根葺き替え費用は、坪単価40,000円~になります。例えば、屋根坪が24坪(54㎡)の場合は、960,000円(税抜)~になります。
【屋根形状による価格の違い】
屋根の形状により工事単価が変わります。①~④の順番で面数、複雑な構造になるので1㎡単価が高くなります。
①、②の四角形状の屋根は材料をカットする手間が少なくて施工単価は比較的安くすみますが、③、④の三角形状の屋根は、面数や斜めカットなどする手間が多くなるので、施工単価が高くなります。
屋根葺き替え工程
和式瓦から「ガルバリウム鋼板(スーパーガルテクト)」への葺き替え工程です。
【① 瓦解体】
【② 野地板の腐食部】
【③ 野地板撤去】
【④ 野地板張替】
【⑤ 防水シート貼付】
【⑥ 屋根本体取付】
【⑦ 葺き替え完了】
【施工価格】
上記、寄棟屋根の葺き替え工事24坪(54㎡)の金額です。
項目 | 単価 | 金額 |
屋根解体費 | 3,000円 | 162,000円 |
---|---|---|
和瓦処分費 | 1式 | 320,000円 |
野地板張替 | 2,800円 | 151,200円 |
防水シート取付 | 1,200円 | 64,800円 |
屋根本体取付 | 7,800円 | 421,200円 |
書類作成費 | 1式 | 30,000円 |
現場管理費 | 1式 | 50,000円 |
工事金額(税抜) | 1,199,200円 |
上記金額は2023年4月の価格です。材料の仕入れ値により工事単価が変動する場合がございます。予めご了承ください。
- 上記には、足場費用が含まれておりません。雨樋交換には足場が必要になりますので、仮設足場の費用が別途追加となります。
屋根材の種類
葺き替える屋根材は、お客様が好きな屋根材をお選び頂けます。下記に一例の屋根材をご紹介します。
【コロニアル瓦屋根】
【ガルバリウム鋼板屋根】
【瓦棒屋根】
【ディプロマット屋根】
【洋風瓦】